ライブレポート
「安田ユーシ・犬飼若浩 双りで六本」
H18.01.26 16:30〜
どうもどうも。よもぎです。勢いでチケットを申し込み、仕事を休んで単身新宿へ行ってまいりました。
KKPでおなじみの犬飼若浩さんと、同じくKKPにも参加された安田ユーシさんの二人舞台です。
脚本家4人、計6本のコントを上演されました。なんとも贅沢で素敵な90分でした。
メモ帳も持っていかず、既に忘れかかってるので慌てて書くことにします;;;ではどうぞ〜。
開演前アナウンスは森谷ふみ嬢。「携帯の電源はお切りください………お・き・り・く・だ・さ・い!」と念を押す。最初(ふみちゃんっぽいな〜)と思ってたんですがやっぱりでした。素敵アナウンス!
そしてサプライズゲストが!
なんと黒幕の間から登場したのは小林賢太郎。本当に「前説」やってました。なんてゼイタク。(これが一番笑った。)
「本日は双りで六本にご来場くださり誠にありがとうございます。(ここで普通にお客さんへの諸注意があって、)……一部のコントでお客様にも参加していただく箇所がございます。「この瞬間にすべての商品の価格が元に戻りました。」という台詞のあとに「え〜〜〜」って言って貰いたいんです。じゃないとオチが成立しない箇所なので。…練習してみましょうか?(←前説っぽい!笑)……それでは、ごゆっくりお楽しみください。」
誰も予想してなかったので会場は一瞬だけでしたが黄色い声&異常な熱気に包まれました。
『KUGI』 作・演出/奥原健太郎
スーツ姿の2人。企画部兼社長の安田と社員・犬飼。どうやら総勢2名。「五寸釘」を扱う会社らしい。
企画部、開発部…とにかく宣伝部以外をすべて任されている犬飼。
企画会議ではバレンタインに向けて釘をモチーフにしたペンダント(前年のクリスマス用の在庫アリ)をプレゼンしたり、釘のイメージアップを図ろうとしたり、若者(女子高生)の人気を集めようと色々なモノとコラボさせてみたり…が、どこか的を外したプレゼンに社長はキレ気味ですべてボツ。
犬飼 『釘を使わずに家を建てる大工全員殺しましょうか?』 社長 『ストーップ犬飼!』」
犬飼 『NHKのドラマとかで…功名が釘。』 社長 『原作、クギ遼太郎ってか?』 犬飼 『いや、そこは司馬遼太郎で。クギりょうたろうだと杉良太郎と間違えてしまいます』 社長 『間違えるか!!』
社長 『もういい!キミはクビだ!』 犬飼 『え?クギですか?』 社長 『ク・ビ・だ!!』 犬飼 『ク・ギ・だ。』 社長 『クビがとぶの!』 犬飼 『クギが飛ぶ!?』 社長 『クービー!』 犬飼 『クーギー!!』………延々続いて照明、フェードアウト。
『あの日の藤子不二雄』 作・演出/西田征史
グレーのシャツに黒ズボン。頭には深緑のベレー帽。藤本(犬飼)と、我孫子(安田)は黒ぶちメガネ。
ドラえもん誕生秘話のおはなし。
偶然や、偶然とは思えない思いつきからあの有名なネコ型ロボットが生まれていく。
藤本 『丸っこいロボットねぇ…』 我孫子 『……フフッ、関係ないんだけど、ウチの猫が最近太っちゃってさぁー。可愛いんだよねぇー。』 藤本 『…!太ったネコ型ロボットだ!!!』 我孫子 『色は何色にする?』 藤本 『うーん……(前歯を出しながら変な顔で考える)』 我孫子 『あ、前歯に青のり付いてる。あー!俺に内緒でやきそば食ったろ!…〜…にしても、お前の考えてる顔って、ネズミみたいだなぁ。』 藤本 『ネズミに耳かじられて青ざめるってのどう!?』 我孫子 『それだ!!』
藤本 『名前どうしよう…?』 (何かの流れでドラ息子って単語が出た後で) 我孫子 『…お、江戸川で水死体発見だってさ…』 藤本 『土座衛門か…』 我孫子 『(直感して)んん!?』 藤本 『(期待たっぷりに)え?え?何?』 我孫子 『いや、可哀相だなと思ってさ…』(ちょっとガッカリ)
藤本 『ドラ息子って響きカッコイイなあ……土座衛門もカッコイイなぁ…』 我孫子 『ドザ息子ってどう?』 藤本 『駄目だよ。…名前に「息子」って…』
藤本 『主人公の名前は?』 我孫子 『(即答して)のび太。』 不自然すぎる位スラスラと出てくる設定。
藤本 『ヒロインの名前は?』 我孫子 『ん〜、どうしよっか……』 ………二人で『……静かだなぁ……!!』 我孫子ひらめいて 『ジャイ子!!』 藤本 『なんでだよ!』
藤本 『お前だったらさ、未来の道具で何して欲しい?』 我孫子 『ココロのスキマを埋めて欲しい。』
その後、「クリスチーネ剛田!」と叫びだしたり、ちょいちょい『ホンワカッパッパだなぁ』と言ってみたり、主題歌(歌詞のみ)を呟きながら「あんなこといいな…できたらいいな…アン・アン・アン……あ、勃ってきちゃった…」と妄想し放題の我孫子。
ラストは思わぬ所からパーマンの構想になって暗転。
『ニュース』 作・演出/小林賢太郎
独りコント。ハンチング帽に黒コートの安田。ラーメン屋に入ってくる。『オヤジ、チャンネル変えていい?』
リモコンでチャンネルを変え、ニュース番組にするが……
ニュースの声:犬飼
『…東京、浅草橋で、毎年恒例となった遺伝子操作が行われました。今年の目玉は猫と松を掛け合わせた「ニャン松」。秋には「ネコぼっくり」の収穫も見込まれており、地元の子供達からは「気持ち悪い。」と楽しそうな声が聞こえました。警視庁では余罪があるものとみて捜査しています。』
『大相撲、本日の取り組みは、千代大海、千代大海、得意の上手投げで千代大海。続きまして千代大海と千代大海では、千代大海が初の黒星です。……栃東。……次です。』
『飛びヒザ蹴りで選ばれるベストニーニスト賞が今年も決定しました。……』
延々、変なニュースが流れる。(安田、読んでいた雑誌で顔を隠し笑っている)
リモコンで元のチャンネルに変え、ラーメンをすする安田。暗転。
『怪人20面相の憂鬱』
グレーシャツに黒ズボン安田(明智刑事)。『あと一人で俺は自由……』
と、サクラ大戦のテーマを口ずさみながらフラリと登場する犬飼(怪人20面相)。裏地が赤いマント。
お互いが命を狙いあっている。
で、何故か「年号語呂合わせクイズ」で対決することに。 語呂の覚え方で「小学館派」と「学研派」に分かれるらしい。
途中、安田が本気で忘れ、『島原の乱……え〜、え〜?……(銃口を向ける犬飼)ま、待て!…え〜、………「いこーよみんなでミナゴロシ」、的な?…違う!』
最後はシリアスな流れで『俺はお前だ…』といって消える20面相、暗転、再び明転すると銃口をこめかみにあてた安田が。『……えっ……!?』暗転。
『クイズ』 作・演出/小林賢太郎
シャツとズボン、の上に赤いはっぴを着た「ビッグバシカメラ」の二人。サイコロを二つ重ねてクイズの回答台に。
クイズに不正解すると商品が値引きされていくシステム。10問不正解だと全ての商品がタダに。
出題者(音声のみ)は小林賢太郎さん。
『問題。DVDプレーヤーについているボタン、再生、停止、一時停止、早送り、巻き戻し、あとひとつは?』
安田 『………ビックリボタン!!』 『不正解。一割引き。』
相次ぐ不正解に犬飼 『これじゃ原価ですよ!』 安田 『3割4割はあたりまえじゃけど、もうあたりまえのギリギリじゃあ〜!』
さすがに可哀相なのでリベンジチャンスが与えられることに。問題は「炊飯器の品名10秒以内にひとつで10個」
何とか正解する犬飼&安田。『担当じゃあー!!!』
『この瞬間、すべての商品の価格が元に戻りました。』 客 『え〜〜〜〜。』(←ココ。)
このままじゃ客足が遠のいてしまうと言うので、定価プラスお客さんへ現金200%還元というマル得チャンス参加への提案が。で、不正解。閉店を免れるためには「電子レンジを1分以内に破壊」しなければならない。
安田 『ふざけるなっ!ワシらはお客様の為、買って頂く商品には愛を持って接しとる。この家電すべてを愛しとるんじゃ。そんなことできるわけが……』
犬飼 『うお〜〜〜っ(バットで電子レンジをメッタ打ち。)閉店だけは、閉店だけは〜〜〜〜!!!』
安田 『(一瞬驚いて振り返るも、バットを持って)閉店だけはーーーー!!!』暗転。
『喫煙室2006』 作・演出/奥原健太郎
暗転中、ライターの火が浮かび上がり、タバコに火がつく。明かりがつくと白衣を着た犬飼(山田一郎)が。
一服しているとジャージにTシャツの安田(志村と名乗る)が、同じくタバコを吸いに入ってくる。
志村は記憶喪失で、数分前の記憶すらあやふやになってしまうらしい。(ドリフ好きで、自分の名前を「志村
茶」と名乗る)
たまたまそこに居合わせた山田だが、記憶を取り戻すのに協力することに。
しかし、話のかみ合わない志村に山田も困り顔。志村の頭の中には「いとうみつお」という想像上の生き物(河童とか鬼とかの類)がいるらしい。それを山田と脳内で戦わせる志村。『他人の想像上でもそんな変な戦いに巻き込まれるのはご免だ』と志村に付き合う山田。
学会で発表されたという記憶に影響する薬の話など持ちかけるが、志村が反復するとやはりちぐはぐになってしまう。
が、そんなやりとりも終盤で裏切られる。
志村 『…そろそろ、返してくれませんか?』 山田 『え?ああ…(内ポケットのタバコを取ろうとする)』 志村 『それじゃなくて…(白衣を指差す)』 山田 『あ〜、ごめんなさい。ハイ。(白衣を手渡す)』
実は医者は志村の方で、記憶喪失だったのは山田だった。今までの全てのやりとりは「山田一郎」に対する記憶のリハビリだったのだ。
(志村)先生 『一度失った記憶は、取り戻すのが難しい。…でも、あせらずじっくりやっていきましょう。』
山田 『ありがとうございます。先生から借りていたDVD、もうちょっと待って頂けますか?何処に置いたか、ちょっと…?』 先生 『構いませんよ。(出て行こうとする)』
山田 『思い出せないんだよなぁ。もうひとつ。行方不明になってる先生のご友人、いとうみつおの所在も…。』
驚いて振り返る先生。暗転。
…細かい言い回しなど違うかもしれません。(駄目じゃん)ご了承ください。(言い切った!)
ん〜、メモ帳とペン持って行けばよかった!!メモる気なかったんですよ。でも、見れなかった人にせめてさわりだけでも味わってもらいたいなぁと思って頑張りました。
一番最後なんてホント酷いよなぁ。ト書きだけじゃん!みたいなねぇ。
すごい言ってますけど、これで2000円は安いって。マジで。
次回は秋口にやるそうなんで、また行ってこようかな…。